スケール(量り)を比較する(前編)


【検証】スケーラーを比較すると、これはどうなの?な結果に…

パンを作る上で大切なことは正確に計ること。
なのでなるべく精密に計れる物を選びました。
そしてこれに慣れると1g単位では物足りなくなってしまうのです。
なので今使っている2つのスケーラーはどちらもこれ、KD-321。
そしてついにonボタンが怪しくなってきたので新しいのを買いました。
今使っている機種とは違う、粉塵対応、洗えるといううたい文句。
粉物を計るための物と言ってるようなものだからこれにしてみました。
結果…
ボタンの1つ1つのレスポンスにストレスを感じる…。
立ち上がり、「HELLOW」とか表示されると、とても時間がかかる気がします。
でも、比較してみると、意外と、そこまで差があるわけではなかったです。
通常、こういう文字表示は時間を感じさせないため・・・な、はずですが、
比較するものがあるからでしょうか・・・。

まぁ、立ち上がりの1回はまだいいのですが、問題はそのあとです。
何かを量った後、続いて、0表示にするときの時間が、かなりストレスです。
これまでのKD-321ではあまり、レスポンスにストレスを感じたことがなかったのでちょっと驚きでした。
多分、KW-320のほうが新しいんだと思うんですけど・・・。
まさかのデグレート的な感じでした。
しかも、微量の0表示がかなりの確率で0.1に・・・。
初期不良じゃないかと疑ったので、タニタに聞いてみました。

【質問内容】
いつも愛用させていただいております。
先日、Amazonにて購入にしたKW-320について確認です。
風もなく、平なテーブルの上で0表示ボタンを押下すると、かなりの確率で0.1gという表示になり、0.0gになるまで数秒~数十秒かかることが多いです。
うちには、以前購入したKD-321の機種もあり、同時に動作をしてもそちらのほうはそういったことがほとんど起こらないので、これは初期不良なのか確認したく、問い合わせさせていただきました。よろしくお願いいたします。

【回答】
「KW-320」での測定時のお願いにつきましては、
直射日光のあたる場所や高熱発生器具(電子レンジ、オーブン)や
電磁波を発生する機器(電子レンジ、IH調理器)の近くでのご使用は避けてくださいとのお願いをしております。

具体的には、1メートル程度離してご利用いただければ幸いです。
また、測定台につきましては、硬いテーブルの上等での測定をお願いしております。
やわらかいテーブルでは数値が安定せず測定ができかねます。

微量モードにつきましては、通常より細かく重さをはかるため、測定場所の環境からの
影響を受けやすくなります。
振動、または空調なの風などの影響を受けない場所でお試しお願いできますでしょうか。

さらに、微量モードは精密なグラムを計るため、機体が安定していないと
数値がふらつく場合がございます。

0g表示後、5秒以上おいてからの微量モードに
切り替えますと数値が安定致します。

お願いとなりますが、測定されている環境や測定物が
静電気を帯びやすいもの(特に小麦粉などの粉・粒状のもの)の場合には、
静電気の影響により本体が帯電して、その影響で測定値がふらつく、電源が落ちる場合がございます。

除電対応(濡れ布巾等で器を拭く等)をしてご使用頂きますよう、ご協力のほどお願い申し上げます。
また、サランラップなどのご使用はご遠慮お願いしております。

弊社家庭用のクッキングスケールにつきましては
スイッチが入り計量待機の状態で、振動や風の影響でゼロ点が
変化しないように定期的にゼロリセットをしています。

ゆっくり、紙や粉などのような1g以下の軽い物を追加していきますと
表示が変化せずある程度の重さになってから急に表示される様な状態となります。
これは「ゼロトラッキング」と申しまして弊社クッキングスケールには
全てこの機能がございます。

使い方としましては、1g以下や1g前後のものを載せる際は
少し多めに載せてから後から減らすか、はかりに載せるスピードを速めにしてください。
(目安は載せはじめから1秒以内に最小表示量以上載せる)

また、家庭用はかりには、精度保証が必ずございまして、
「KW-320」のクッキングスケールの場合
●通常モード (1g)
750gまではかる場合の精度保証は、+-2g
7500gをこえて3000gまではかる場合は+-3g

●微量モード 
(0.1g)
75gまではかる場合の精度保証は+-0.2g
75gをこえて300gまではかる場合は+-0.3g
(0.5g)
375gまではかる場合の精度保証+-1.0g
375gをこえて1500gまではかる場合は+-1.5g

以上、ご確認いただき、それでも数値が安定しない場合は
誠に恐れ入りますが、弊社サービスセンターにて、
お手元の商品を詳しく検査をさせていただければと存じます。
ご面倒をおかけし心苦しい限りではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

申し訳ございませんが、
下記、必要書類を添えてお送りいただきますようお願い申し上げます。


という回答が返ってきました。
この時、大切な1文を読み飛ばしていて、回答の内容には納得していませんでした。
サービスセンターに送れば、検査してもらえるということで、このスケールを送ってみました。

続く


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