日本の国産ナチュラルチーズ食べ比べレビュー(1)|ハード・セミハード系のおすすめと感想【全5回シリーズ】


この記事でわかること(要約)

  • 趣味でハード系のパンを焼く筆者が、パンに合うチーズを探して国産ナチュラルチーズ(ハード・セミハード系)を20種類食べ比べたレビュー記事です。全5回シリーズの第1回。
  • これまでの一番のお気に入りはフランスの「コンテ」ですが、円安の影響で輸入チーズが値上がりし、価格差が縮まったことをきっかけに国産チーズを試すようになりました。
  • 国産チーズはこの10年で種類・味ともに大きく進化しており、コンテに近い風味のものも増えています。
  • このシリーズでは20種類を5件ずつ4回に分けて詳細レビューし、最終回(第5回)で比較表とまとめ・FAQを掲載します。

はじめに

私は趣味でハード系のパンを焼いており、そのパンに合うチーズを探し続けています。これまで一番好きだったのはフランスのチーズ「コンテ」で、ここからナチュラルチーズにはまりました。

以前は札幌の海外チーズ専門店で購入していましたが、円安の影響で価格が10年でおよそ2倍になりました。10年前は国産チーズの種類が少なく、コンテのような満足度の高いチーズはあまり見かけませんでしたが、円安により国産と輸入の価格差が縮まったことをきっかけに、最近は国産チーズを積極的に試しています。種類・味ともに驚くほど進化していると感じます。

この記事では、これまで食べてきた国産のハード・セミハード系チーズ20種類について、購入時期・価格・味の感想をまとめています。あくまで個人の感想として参考にしていただければと思います。

今回は1〜5個目のチーズを紹介します。

各チーズの詳細レビュー

1. PLATZ(米村牧場)

セミハードというよりハードに近い硬さで、12ヶ月熟成による旨味がしっかり感じられます。パンにハムを合わせてもチーズの味が負けず、塩味と旨味のバランスが良い一品です。

2. ペテガリ(香林農園)

ビーツのパンとの相性が良かったチーズです。塩味は強くありませんが旨味があり、主張しすぎない優しい味わい。単独で食べるより、何かと組み合わせるのが向いています。

3. ジャージーゴーダチーズ(十勝加藤牧場)

旨味はありますが塩味がやや物足りず、上品なプロセスチーズに近い印象です。ハムと合わせると美味しく食べられますが、単独ではやや物足りません。酵母を使ったハード系パンとの相性では一歩譲る味わいでした。

4. はじめのチーズ(ASUKAのチーズ工房)

しっかりした塩味ながらしょっぱすぎず、パンによく合います。コンテ系の風味に近いと感じました。切ったときの感触はセミハードというよりプロセスチーズに近い硬さで、価格も手頃です。

5. フロマージュド美瑛(美瑛放牧酪農場 ㈱美瑛ファーム)

「コンテが好み」と伝えたところ勧められた一品で、実際にコンテに非常に近い味わいでした。今回の20種の中でも特に満足度の高いチーズです。


次回(第2回)は6〜10個目のチーズを紹介します。

因みに、英語版でも発信しています。

【1/4】Japanese Natural Cheese, Tasted and Reviewed (Hard & Semi-Hard Cheeses)


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