実家じまいを始めて早3年目。急ピッチで進めた片付けの中で、最も頭を悩ませたのが「食品類」、特に大量の液体(古い調味料、漬物の汁、アルコールなど)の処分でした。



今回は、数々の失敗と試行錯誤の末に見つけた「大量の液体を効率よく捨てる方法」と、やってはいけない注意点をご紹介します。これから実家じまいをする方は、ぜひ参考にしてください!
液体をそのまま流し捨てるのはNG!浄化槽の落とし穴
古い調味料や塩分、アルコール、お酢などを大量に水に流すと、浄化槽内のバクテリアが死滅してしまいます。そのため、基本的には「布などに吸わせて可燃ゴミに出す」のが各自治体のルールです。 しかし、不要な衣類や古い小麦粉を活用しても、想像以上に水分を吸ってくれず、処理には限界がありました。
救世主は「吸水ポリマー」と「未使用おむつ」
途方に暮れて調べて見つけたのが、液体を吸わせるポリマー(高吸水性樹脂)「かためるくん」です。
- コストパフォーマンス: 800gで約1000円。
- 吸水力: 液体の成分にもよりますが、わずか5gで約350mlの水分を吸収。
- 効果: 3リットル以上あった古いお酒類も、70gほどのポリマーで無事にゴミとして捨てられる硬さに固まりました。液漏れ防止のため、不要な衣類と一緒にビニール袋に包んで処分しています。



そしてここで最大の気付きがありました。「介護用の未使用おむつ、寄付せずに捨てなきゃよかった…!」
初期の片付けで施設に寄付してしまいましたが、おむつは最強の吸水アイテムです。実家じまいを控えている方、未使用おむつは液体処理のために絶対にキープしておいてください。
要注意!吸水ポリマーが効かない液体と、廃棄時のリスク
順調に進んでいたポリマー処理ですが、ある強敵が現れました。昔流行った「梅昆布酢(梅の実と昆布入り)」です。
- 酸と塩分は固まらない: お酢(酸)と塩分は吸水ポリマーと相性が悪く、全く水分を吸ってくれませんでした。
- 【代替案】木製チップや猫砂を試す: ポリマーが効かない酸や塩分の強い液体には、細かな木製チップ(おがくず)やペット用の「猫砂」に吸わせる方法を試す余地があります。特に猫砂は水分やニオイの吸収に優れているため、ポリマーや布でダメだった場合の次の一手として役立ちます。
- 庭に埋める際のリスク: ポリマーで処理できない6リットル瓶の液体は、やむを得ず裏の敷地に埋めることに。しかし、ここは山の中。野生動物は食べられる・食べられないに関係なく掘り返して漁ります。
- 土壌への影響: 大量の塩分やお酢を撒くことで、土地を荒らしてしまう精神的疲労も大きいです。庭に埋めるリスクを減らすためにも、まずは木製チップや猫砂などで「燃えるゴミ」として出せないか試すことをおすすめします。

その後、さらに果実酒の一升瓶を10本発見しました。果実酒も動物が好むため外には捨てられません。今後も塩分・酸以外のものは、地道にポリマーで処理していく予定です。



まとめ
実家じまいで大量の液体を処分する際は、吸水ポリマーを活用するのが一番の近道です。そして全国の実家じまいを控える皆様、「未使用おむつは液体処理が終わるまで手放さない」ことを強くおすすめします!
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